
マナー講師が教える「コンプレックス克服法」
お話を伺った人
株式会社 舎鐘 代表取締役 長谷川玲子さん 元静岡放送アナウンサー。
現在もテレビやラジオ番組にも多数出演する傍ら、数々の企業においてマナー講師を務める。
コンプレックス克服法
自分では気付かない「クセ」に気付こう
まばたきが多い、首をよく動かす、髪を触る……。
クセというのは、自分ではなかなか気付かないものです。
面接練習を、家族や友人と行ってみてください。必ず役に立つはずです。
幼く、頼りないイメージを持たれてしまいそう
明るく元気にハキハキとした態度で面接に挑みましょう。もし、落ち着かない印象を持たれてしまうようなら、少し話し方に工夫をすると良いかもしれません。
気を付けたいのは「語尾までしっかり話す」ということ。
会話の最後がすーっと小さく、聞こえなくなってしまうような話し方は、信頼性に欠けてしまいます。
キツイ印象をもたれる場合は?
無理をして声のトーンを変える必要はありません。それより表情でカバーしましょう。
質問に答える時は気にしていても、質問を聞いているときの表情って気にしていますか?
どんな質問が来るんだろう……と、じっと相手を見つめているつもりが、こわばった表情になっているかもしれません。聞いているときもやんわりと笑顔で。少し口角を上げるような気持ちでいましょう。
今ではマナー講師を務める私も、準備をしなかったために質問に答えられず、悔し泣きをしてしまった、ということがありました。
想定外な質問は必ずある、と思っていてください。
面接官が知りたいのは、素のあなた。
ピンチこそ自分らしさを伝えられるチャンスですよ。